gitで過去のコミットに戻る方法

　このような場合はある時点のコミットの状態を持つブランチを作成します。まず「git log」でどの状態に戻したいかを確認します。

git log

　すると以下のような感じでコミットを識別する文字列が参照することができます。

commit 5b8c4fb943f8f19ea3ce0aed329c4dd137b13ba9
Author: yuki-kimoto <kimoto.yuki@gmail.com>
Date:   Sat Aug 15 16:37:42 2009 +0900

    add JSLook_Util.BrowserMatch

commit c5c3db0d60389df8a4e2886943f2668c7fb37096
Author: yuki-kimoto <kimoto.yuki@gmail.com>
Date:   Sat Aug 15 11:55:59 2009 +0900

    cleanup

　このコミットを識別する番号(オブジェクト名と呼びます)を指定してブランチを作成します。oldstateはブランチ名です。「-l」オプションはブランチを作成するときに使用します。

git branch -l oldstate c5c3db0d60389df8a4e2886943f2668c7fb37096

　「git branch」で新しくブランチができているのを確認できます。

git branch

　ブランチは作成しただけでは切り替わらないので「git checkout」でブランチを切り替えます。

git checkout oldstate

　これで古いファイルを参照できます。見たいファイルの内容をどこか別の場所に保存したらブランチをmasterに戻しましょう。

git checkout master